■外断熱を利用すると、様々な効果が発揮されます。
●効果1.建物の寿命が大きく延びます 建築物の躯体を外部から保護するので、躯体に直接温度変化が伝わらないため、躯体の熱膨張・熱収縮の 割合が小さくなるためです。 外部からの日射や内部発熱をうまく制御していけば、コンクリートはすべて室内温度に近づいており、100年以上は持つというコンクリート特性どおりの超耐久性が得られることになります 更に、日光や雨水、大気汚染にも直接さらされないので劣化も少なくなり、そのぶん躯体の耐久性が高まります。 ●効果2.結露・ダニ・カビの発生が防げます 内断熱の場合、コンクリート躯体が外気温に同調し室内側の壁との間に温度差ができ、結露の原因となりますが、外断熱では躯体が外気の影響を受けない為、窓の性能を高めることと併せて、結露を抑制することができるのです。 結露が起こりにくくなることで、アトピーや喘息の原因となるカビ・ダニの発生も抑制されます。 ●効果3.省エネルギー効果 コンクリートの躯体が蓄熱層となるため、空調のランニングコストを削減できます。 コンクリートの蓄熱性(温まりやすく冷めにくい)を利用して、外気に影響されないコンクリート躯体が、熱を逃さない為、冬暖房を切っても暖房効果が持続します。 逆に、暑い夏には、コンクリートが室内と同様に冷やされる為、冷房を切ってもいつまでもヒンヤリと涼しいのです。 外断熱を実践すれば、エネルギー消費量はライフサイクルで見た場合、内断熱の3分の1以下になります。 ●効果4.建物の資産性の向上 ヨーロッパでは100年以上住み続けられる住まいが珍しくありません。一方、日本の住まいは30年〜50年で建て替えが必要といわれています。外断熱工法なら、快適性と耐久性が高まることから、資産としての価値が向上します。 ●効果5.地球環境にやさしい 内断熱工法の建物の寿命が短いということは、建築廃棄物の量にも膨大な差が出るということになります。 外断熱工法であれば建物の耐久性が向上しますので、建築廃棄物が少なくなります。 ●効果6.開放的で自由な建築設計プランが可能 外断熱は建物全体を断熱材ですっぽり包み込むから、昼夜も真冬でも室内温度差がほとんどありませんので、今までの住宅では「寒いから」と敬遠されていた大きな吹き抜けを作るなど、開放的で自由な設計プランが可能となります。