Q1 :結露とは?
Q2 :結露の怖さとは?
Q3 :外断熱の方が結露やカビが少ないってホント?
Q4 :壁体内の結露が住宅の寿命を左右ってホント?
Q5 :外断熱の室内温度差が少ないってホント?
Q6 :外断熱はどうして環境にいいの?
Q7 :どうして日本は外断熱は少ないの?
Q8 :シックハウス症候群とは?

Q1:結露とは?
A:結露は、冬季に冷たい外気で冷やされたコンクリート壁面(壁・床・天井あるいは配管・ダクトなど)などに、室内の空気が触れて水蒸気が露となって現れる現象です。
Q2:結露の怖さとは?
A:結露がカビを生み、カビがダニを育てます。
目に見える窓ガラスの結露は拭き取るだけですみますが、この結露による水は木を腐らせ、カビが発生する最良の条件となります。
カビを餌にしてダニが発生し、カビの胞子、ダニの死骸や糞が室内の空気環境を汚染し、建材から発生するホルムアルデヒドや揮発性有機化合物と共に小児喘息やアトピー性皮膚炎の原因となるのです。
Q3:外断熱の方が結露やカビが少ないってホント?
A:外断熱だとコンクリート壁が室温と近いために結露しません。しかもコンクリート壁は、内側に断熱材を張っていなければ、水蒸気がスムーズに通り抜けて行きます。
内断熱では、まず断熱材、次に外壁へと移動するとき、外壁が冷たい外気にさらされているため、壁内で水蒸気が結露してしまいます。見えない場所なので、いつのまにかカビが広がったり、ダニが発生してしまいます。住宅で実測した結果でも、室内に浮遊しているカビの数は内断熱より外断熱のほうが明らかに少ないです。
Q4:壁体内の結露が住宅の寿命を左右ってホント?
A:ほとんどの住宅建材は水分を通すために見えない壁の中でも結露を起こし、断熱材をぬらし、土台や柱を腐らせてしますのです。つまり壁体内結露です。
これが日本の住宅が短寿命である大きな原因なのです。
Q5:外断熱の室内温度差が少ないってホント?
A:日本では、一般的な地域でも冬と夏とでは気温差が40℃にもなります。また、直射日光の当たる建物表面では、毎日10℃〜20℃またはそれ以上の温度差が発生します。そのような気象条件の中、外気温の変化の影響を受けやすい内断熱工法では、コンクリートが外気温に同調するため、室温もその温度変化に従い変化しやすいのです。
外断熱では熱容量の大きいコンクリートが断熱材に包まれているため、外気温の変化に左右されにくく、室温が大きく変化することがありません。1日の変化は通常1〜2℃、年間を通しても15〜20℃程度に抑えられます。
外断熱ではコンクリートの熱容量が大きいため、一旦暖まったコンクリートは1日の内に殆ど冷めることがなく室温を一定に保とうとします。この蓄熱効果
が外断熱工法の最大の特徴です。冬期には太陽の日射熱が室内に蓄積されて外気温が0度〜10度近辺の時でも暖房なしで室温が15度以上に保たれます。
Q6:外断熱はどうして環境にいいの?
A:外断熱は、冬暖かく、暖房費が節約でき、冷房でも設計や暮らし方の工夫によってすばらしい効果を発揮します。建物も長持ちしますから、修理費がかさんだり、子どもや孫の代まで住めるでしょう。長い目で見るとコストダウンになります。
また自然のエネルギーを上手に活用することで省エネになりますので、CO2の排出が抑えられますので、地球環境に大変好ましいです。長寿命化するので省資源に役立ち、ムダなゴミも減ります。
Q7:どうして日本は外断熱は少ないの?
A:1973年のオイルショックとともに、建築の断熱に関して日本と欧米の対応はまったく逆の方向を向いてしまいました。欧米では建築物理学を核とした学際的な研究体制で取り組み、外断熱が常識となりましたが、日本ではそのような研究体制を取らないまま、内断熱を常識としてしまったのです。
日本は冬は寒く、夏は暑いハードな気候なので、冷暖房を使う地域がきわめて広範囲ですので外断熱がとても効果的です。
Q8:シックハウス症候群とは?
A:新築住宅に入ったときにする、ツーンとした臭い、チクチクと眼に感じる痛みは、建材や設備の接着剤や、防腐剤として使用されているホルムアルデヒドや、トルエン、キシレンなどの有害な化学物質のせいなのです。
その他、住宅の気密性が高くなったこと、ライフスタイルが変化し換気が不足しがちなことも要因です。
化学物質に対する症状には個人差がありますが、主な症状は、中枢神経、自律神経を中心とした神経機能障害です。他にも免疫系や内分泌系の機能障害等様々な症状を引き起こすこともあります。
現在我国では10人に1人の割合でこのような症状が起こっていると言われています。このようなことにならないためには、適切な換気を心がけ、化学物質の発生源となるものをなるべく使わず、自然素材を主体とした
シックハウス症候群にならないための家づくりとをしていくことが重要です。 |
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